4/14 空手練習記録(素手格闘・コンビネーションなど)

こんにちは。Ozekiです。

4/14の練習記録を。

本日は、「素手」での暴漢の制し方や、コンビネーション等を練習しました。

本ブログでは、空手道場『貴心塾』の練習記録や、指導員の考える空手・格闘技ノウハウなどを記録していきます。

 

はじめは自由構えからの、「ジャブ、ストレート、ワンツー、ワンツーミドル(ロー)」等の基本の動きで身体を温めます。

続いて2人1組になり、「素手」での練習。
貴心塾では、グローブをつけてのスパーがメインとはなっていますが、街中で万一暴漢に遭遇した際には、当然素手での対処が必要になります。そういった万一に備えた練習も兼ねています。

「さばき(素手)」

  • 相手の突きに合わせて、半身を捻る(基本的にはストレートには左前の捻り、ジャブは逆)
  • 捻った前側の前腕を軽く出す
  • 軽く出した前腕で相手の突きの軌道を逸らす
  • 空いている後ろ側の手で、相手の服(襟周りなど)を掴み、技を決める
  • ※ここで決める技は、任意だが、暴漢を制するという意味では、急所を狙ったものがメインとなるはず。(金的・目つき・喉等)

ポイントとしては、さばきを入れるときに、後ろに下がらないこと。
下がると相手の的になり続けるので、こちらの攻撃に移れません。また、前に出ることで、続く掴みを入れた技に、力が入りやすいです。

後半はグローブすね当てを付けての「さばき」を練習しました。

「さばき(グローブ)」
パターン1:相手の突きに合わせて自分のグローブを重ねる。突き受け、あるいはパーリング。基本的な身体の動きは、上記の素手でのさばきと同じ。
パターン2:ブロッキング。このとき、相手の打ちやすい位置で受けないこと。前に出るなどして、相手の力が入りにくい位置で。
パターン3:スリッピングで避ける。ボデイブロー等につなげる。
パターン4:下がって距離をとる。

「さばき(ローキック)」
パターン1:相手のローに合わせて自分の脛ね受ける。これも相手の力が入りにくいポイントで受ける。

「さばき(ミドル・ハイキック)」
パターン1:相手のミドルに合わせて脛を上げて受ける。ハイがくるかも知れないので、ガードはしっかり。膝を抱えて丸まるように。
パターン2:相手のミドル(ハイ)を耐える。といっても単に受けるのではなく、受ける直前に、相手の膝上あたりを掌底で叩いて衝撃を殺すこと。
パターン3:距離をとって、相手の蹴り足を腕で回してしまう。自然相手の後ろを取れるのでかなり有利。

上記蹴りのさばきは、「ハイキック」を除いて、手も入れながら練習しました。手が入ると途端に難しく、足元に目が行くと突きをもらい、突きに目が行くと蹴りをさばききれなくなります。
どのさばきにも共通するのが、その後の自分の攻撃に有利に移れる「さばき」になっているか、という点です。
実戦では、さばいたらそれで終わりでなく、次の攻撃がすぐにきます。それをさせない立ち位置に自分を持って行くこと、それを意識して練習していく必要があります。

最後にコンビネーションを一つ練習しました。
流れは、ジャブ→ストレート→フック→(相手のフックをスリッピングで避ける)→フック→ミドル(ロー・ハイ)です。
これを受ける側はグローブをミットにようにして、後半2本のフック→ミドルはもらってあげます。
(なので、攻撃側も力は入れません)

このコンビネーションはベーシックなもののようで、体重移動の基本が身につくので、シャドーなどで積極的に取り込んで練習していきたいです。

押忍。

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